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Synspective、Rocket Labと衛星10機の追加打上げ合意、コンステ構築へ体制強化
■世界的な需要増に対応、柔軟な衛星打上げ体制を構築
Synspective<290A>(東証グロース)は9月30日5時30分、米国Rocket Lab社との間で新たに10機の衛星打上げに合意したと発表した。今回の合意により、同社がRocket Lab社に発注する衛星打上げは合計21機となり、これにSpaceX社の3機を加えた総計は24機に達する。また、ミッションマネジメントを担当するExolaunch社とは9機分の契約が残されており、今後の打上げも含めた柔軟な体制が整えられている。
この動きは、世界的な衛星打上げ需要の高まりを背景に、打上げ機会の確保が極めて重要となっている状況に対応するものである。特にSAR衛星コンステレーションの構築を進める同社にとって、希望時期や軌道に応じた打上げが可能な提携先の確保は、事業遂行の鍵を握る。Rocket Labとの追加契約は、計画通りの衛星配備とミッション推進を下支えする戦略的な判断といえる。
なお、今回の合意は将来の打上げに関するものであり、2025年12月期通期業績予想への影響はないとされている。打上げ関連の情報については、今後もプレスリリースや決算資料を通じて随時公表される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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