オーバルは後場もストップ高続く、第1四半期の大幅増益と大規模な自社株買いを好感

2025年8月12日 14:29

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■自社株買いは220万株(発行株数の9.82%)、取得総額8億円を上限として実施

 オーバル<7727>(東証スタンダード)は8月12日、取引開始後にストップ高の564円(80円高、17%高)をつけて年初来の高値を大きく更新し、そのまま後場も買い気配を続けている。前取引日の午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算が営業利益2.8倍などと大幅に伸び、発行済株式総数の10%近い220万株規模の自社株買いも発表し、好感されている。

 この第1四半期は、中期計画で「成長期として、これまで整えた基盤を活かし、さらなる成長に向けて邁進」(決算短信より)した。「センサ部門」などが好調で、親会社株主に帰属する四半期純利益も同150.7%増と大幅に伸びた。自社株買いは220万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.82%)、取得総額8億円を上限として、2025年8月18日から26年8月17日までの予定で行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】利上げなら銀行・円高メリット株、据え置きなら不動産株、日銀金融政策の行方(2025/07/28)
【株式市場特集】「九州シリコンアイランド相場2.0」到来か:半導体、地銀、インバウンドが牽引(2025/07/22)
【商用核融合炉へ挑戦】世界初の商用利用可能な核融合炉実現を目指す、2030年代に「実用発電」達成へ(2025/07/15)
【株式市場特集】訪日客数好調でインバウンド関連株に注目、ホテル・リユース・交通株が有望(2025/07/14)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事