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【株式市場】前場の日経平均は254円高、NY株の大幅反発など受け株価指数先物主導で買い直す
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は4万544円99銭(254円29銭高)、TOPIXは2938.27ポイント(22.07ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億1355万株
8月5日(火)前場の東京株式市場は、NYダウが6日ぶりに反発し585ドル高と大幅高になったことなどが好感され、昨4日の日経平均508円安を買い直す動きが強まった。朝寄りは株価指数の先物主導で主力株がほぼ全面高となり、次第に四半期好決算株や材料株を選別買いする展開に。オルガノ<6368>(東証プライム)が業績予想の増額修正など好感されて一時ストップ高。東京電力HD<9501>(東証プライム)などの電力株には高値更新が続出し北海道電力<9509>(東証プライム)の泊原発再稼働への期待継続。三菱重工業7011>(東証プライム)は最高値に迫りオーストラリアへの護衛艦輸出など材料視。日経平均は午前10時にかけて309円高(4万600円)まで上げ、前引けまで強い値動きとなった。
NTN<6472>(東証プライム)やパーカーコーポ<9845>(東証スタンダード)が一気に高値を更新し第1四半期の大幅増益など好感。フジクラ<5803>(東証プライム)などの電線株も軒並み高値に進み米国での業界再編など材料視。堀田丸正<8105>(東証スタンダード)はストップ高の急伸となり大株主の異動を材料視。モンスターラボ<5255>(東証グロース)は一段高となりAI機能搭載のヘッドレスCMSを提供する米社とのパートナーシップを材料視。クラダシ<5884>(東証グロース)は日本郵便が2位株主になる資本業務提携が材料視され2日連続ストップ高。イルグルム<3690>(東証グロース)は四半期決算が連日好感されて一時2日連続ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は10億1355万株、売買代金は2兆2449億円。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は1338銘柄、値下がり銘柄数は251銘柄。
東証33業種別指数は30業種が値上がりし、非鉄金属、電力ガス、証券商品先物、繊維製品、ガラス土石、などが高い。値下がりは海運、水産農林、医薬品、にとどまっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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