ホンダ、アコードに新グレード ハンズオフ機能搭載のe:HEV

2025年6月1日 20:31

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アコードe:HEV Honda SENSING 360+(写真:ホンダ発表資料より)

アコードe:HEV Honda SENSING 360+(写真:ホンダ発表資料より)[写真拡大]

 ホンダは5月30日、セダンモデル「アコード」に新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」を追加し、発売した。最大の特徴はハンズオフ機能で、同社の量販モデルとして初搭載になる。

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 アコードは1976年のデビュー以来、ホンダの伝統的なシリーズとして活躍を続けている。現行モデルは堂々としたスタイルや流麗なシルエットなどが特徴で、フォーマルな雰囲気と個性が融合している。現行車両はガソリンモデルがなく、e:HEVモデルのみ販売中だ。

 今回発表されたアコードの新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」では、全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360+」を採用。ホンダ初のハンズオフ機能が搭載されているため、ドライバーがハンドルに触れない状態でもステアリングやアクセル、ブレーキの自動操作が可能だ。

 全球測位衛生システムや高精度地図などにより、アコードの位置特定や道路情報の取得などを行い、一定の条件下でハンズオフによる運転サポートを利用可能だ。機能が働いている間は先行車と適切な車間距離を保つなど、安全対策も自動で行う。他にもレコメンド型車線変更支援機能や、カーブ路外離脱早期警報など、事故対策につながる機能を備えている。

 エクステリアの装備も上質化しており、ベルリナブラック基調でダーク切削クリアタイプのアルミホイールや、ブラックのドアミラーなどで洗練された見た目に仕上がっている。インテリアはピラーやルーフライニングをブラックでまとめた内装に加え、ホワイトレザーが印象的なホワイト内装も追加。現代のアコードらしい高級感が味わえる。

 希望小売価格はe:HEVが559万9,000円、e:HEV Honda
SENSING 360+が599万9,400円。

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