三井アウトレットパーク岡崎、11月開業へ 約180店が出店 三井不動産

2025年5月23日 11:57

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三井アウトレットパーク岡崎の開業イメージ(三井不動産発表資料より)

三井アウトレットパーク岡崎の開業イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産は、愛知県岡崎市で開発中の新商業施設名を「三井アウトレットパーク岡崎」(岡崎市池金町、舞木町、本宿町)と決めた。愛知県初の本格的なアウトレットモールで、公園型商業施設を併設する。約180の専門店を集めて11月にオープンする予定。

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 三井アウトレットパーク岡崎は、新東名高速道路の岡崎東インターチェンジから約3キロ、名鉄本線本宿駅から歩いて約15分の約16万平方メートルに整備している。約160店が集うアウトレットゾーンと、約4,000平方メートルの屋外広場を囲むように約20店を配置する公園型商業施設「オカザキマーケット」で構成する。

 施設は鉄骨2階建てで、立体駐車場を含めて延べ約6万5,000平方メートル。売り場面積は約3万5,000平方メートルとなる。三井不動産は2024年5月から工事に入り、2025年9月末に完成させる計画。施設の開業は11月を予定している。

 アウトレットゾーンは、1階中央にキッズゾーンを置き、幅広い年代の子どもたちが遊べる遊具を配置するほか、有料の室内遊び場「スキッズガーデン」も出店する。2階のフードコートは地元の有力店や全国の人気店12店を集結させる。

 オカザキマーケットは店舗を飲食、食物販中心の構成とし、市場のような空間に仕上げる。屋外広場は音楽やスポーツイベントに対応可能なステージに加え、人工芝エリアやドッグランも配置、来店客がくつろぎ、楽しめる体験の場所とする。

 出店店舗はファッションの「アバハウス」、「オリヒカ」、「23区セレクト」、服飾雑貨の「オロビアンコ」、「サムソナイト」、生活雑貨の「エアウィーヴ」、スポーツ・アウトドアの「プーマアウトレット」。飲食・食物販の「久世福商店」、「ゴディバ」、「タリーズ」、「鶏三和」、コンビニエンスストアの「ファミリーマート」など。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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