【株式市場】前場の日経平均は254円安、NYダウ4日続落や「手取り増」さ来年以降との報道など影響

2024年12月11日 12:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9112円80銭(254円78銭安)、TOPIXは2734.84ポイント(6.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億7155万株

 12月11日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの4日続落などを受け、日経平均は朝寄り直後の23円高を上値に軟調となり、午前10時半過ぎからは次第安のまま254円安まで下押して安値引けとなった。「106万円の壁撤廃はさ来年」と伝えられたことも影響との見方があった。山崎パン<2212>(東証プライム)が出直りを強め、ハウス食品G本社<2810>(東証プライム)は戻り高値などディフェンシブ銘柄がしっかりで、月次好調な良品計画<7453>(東証プライム)は6年ぶりの高値を更新。

 セイコーグループ<8050>(東証プライム)が活況高となり大手証券による投資判断など好感。萩原工業<7856>(東証プライム)は大幅に出直り好決算と増配など好感。ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)はAIデータセンター市場の急拡大など材料視され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億7155万株、売買代金は1兆7596億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は604銘柄、値下がり銘柄数は969銘柄。

 東証33業種別指数は9業種が値上がりし、保険、銀行、その他製品、金属製品、食料品、精密機器、倉庫運輸、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】名古屋証券取引所バリュー株に脚光!低PER・PBR、高配当銘柄が続々(2024/10/28)
【株式市場特集】日米選挙控え、金関連株と自社株取得銘柄に注目(2024/10/21)
【株式市場特集】為替と金利動向も見据え、相場の方向性を探る(2024/10/15)
【株式市場特集】中東危機で株式市場に異変、日経平均と個別株の反応に乖離(2024/10/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事