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【株式市場】日経平均は697円高、後場は小動きだが一時925円高まで上げ3万9000円台を回復
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9332円74銭(697円12銭高)、TOPIXは2739.39ポイント(45.32ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は19億1272万株
10月7日(月)後場の東京株式市場は、米金利の上昇と円安などを受け、前場上げた自動車株や半導体関連株などが売買交錯に転じたものの、銀行株はりそなHD<8308>(東証プライム)や楽天銀行<5838>(東証プライム)などが一段と強含み、ゲーム株もサウジのファンドが買う意向と伝えられた任天堂<7974>(東証プライム)やコナミG<9766>(東証プライム)などが一段高となった。野村HD<8604>(東証プライム)も一段ジリ高。ニコン<7731>(東証プライム)は伊・仏合弁のメガネ、アイウェアブランド会社エシロールルックスオティカによる保有博大が伝えられ13時過ぎから一段高。日経平均は797円高で始まり、14時半過ぎに925円16銭高(3万9560円78銭)まで上げ、終値も大幅続伸のまま9月27日以来の3万9000円台となった。
後場は、ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)が14時過ぎにかけて一段と上げ、引き続き四半期決算と株式分割を好感。芝浦メカトロニクス<6590>(東証プライム)は生成AI用半導体の製造装置が繁忙とされ一段高。バイク王&カンパニー<3377>(東証スタンダード)は朝の取引開始後から大引けまで買い気配のままストップ高を続け、四半期決算の計画上回る推移など好感。ネットスターズ<5590>(東証グロース)は大阪万博を機にQRコード決済が拡大とされ追い風の期待で一段ジリ高。
東証プライム市場の出来高概算は19億1272万株(前引けは9億7998万株)、売買代金は4兆47658億円(同2兆2552億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1234(前引けは1237)銘柄、値下がり銘柄数は359(同342)銘柄。
東証33業種別指数は28業種(前引けは30業種)が値上がりし、(値上がり率上位は、銀行、保険、証券商品先物、その他製品、サービス、非鉄金属、電気機器、精密機器、石油石炭、その他金融、卸売り、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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