インフォマート、広島銀行、「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」導入で、業界把握にかかる時間が2時間から30分以下に

2024年10月3日 11:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■約900名の行員がIDを保持、必要な情報へのアクセス時間が短縮

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」が、ひろぎんホールディングス<7337>(東証プライム)グループの広島銀行(本社:広島県広島市)に導入されたと発表。

■広島銀行より伺った導入理由・効果等

 (取材協力=営業企画部 人企画室) ・「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」導入前の課題

 広島銀行は、広島県に本店を置く地方銀行である。2020年にホールディングス制に移行し、ひろぎんグループの中核企業として、幅広いサービスを通じて地域社会の発展と成長を支えている。

 広島県は、たとえば瀬戸内海沿岸で造船関連の企業が集まるエリア、繊維関連の企業が多いエリア、また大手自動車メーカーを中心としたサプライヤーが集まっているエリア等、地域ごとに特色があり、業界は多分野にわたっている。

 顧客の業界に不慣れな場合、最新動向の把握や、ディスカッション資料の作成に相当な時間を要している。金融機関で利用されている業種ごとに分析した情報を掲載している書籍や、グループ内の産業調査に関する専門部門がまとめたレポート等を利用するが、自前のレポートはすべての業界、業種を網羅しているわけではなく、更新頻度も高くなく、情報の鮮度には限界を感じていた。資料作成の上で、それらの参考情報は基本的に外部に配付できないものが多いのも課題だった。

■導入の決め手

 「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を知った際に非常に魅力的だと思ったのは、見やすくまとめられた図表や分析等の二次利用が可能な点である。これまで利用してきた情報ツールと併用して上手く利用できると思い導入した。

■導入効果

(1)約900名の行員がIDを保持

 約900名の行員が活用しており、必要な情報にアクセスするまでの時間が圧倒的に短縮した。これまでネット検索しながら集めていた情報も集約されており、営業する上で大きなメリットになっている。

(2)業界把握が2時間から15分に!事前準備、ディスカッション資料作成が短時間で実現

 顧客への提案に関する事前準備にかかる時間を調査したところ、業界の実態把握には2時間から2時間半ほどかかっていたが、「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」で業界の大枠をとらえるといった使い方であれば、行員によっては15分から30分足らずで把握可能となっている。

 また、金融機関は行内でしか閲覧できない資料も多いが、「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」は、ネット環境があればマルチデバイスでどこからでもアクセスできるため助かっている。

(3)部署、部門を超えた幅広い活用で、業界特有の着眼点や、業界構造の背景を充実させていく

 日々の訪問の中で、業界に関する知識をインプットして経営者と話したり、年数が経て変化した外部環境に合わせ、新しく出てきた課題への取り組みを再提案したりと活用できる。また、外回りの営業だけでなく、融資担当者もよく利用していると聞いている。あらかじめ、ビジネスモデルの俯瞰図、商流図を用いて業界の川上から川下まで把握して、自身の知識レベルを向上させて、稟議案件の組成に役立てているようである。

■今後の展望

 導入から半年あまり経ったが、IDを持つ全員がサービスの細かいところまで認知しているわけではなく、まだ使い方は十分ではない。営業店向けにアナウンスしたり、事前の情報収集についてのレクチャー等を行ったりして、アクセス数を増やしていきたい。

 顧客のIT化、DXによる地域の発展・成長が、同社グループの持続的成長にもつながる。今後も地域社会・顧客の課題に対する幅広いソリューションの提供を通じて、未来を広げていきたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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