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東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢も下値は限定的か
記事提供元:フィスコ
*07:40JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢も下値は限定的か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢ながらも下値は限定的と予想する。前日1日の米国市場のダウ平均は173.18ドル安の42,156.97ドル、ナスダックは278.81pt安の17,910.36ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた売りが続いた。港湾労働者のスト突入で東海岸の港が閉鎖、9月ISM製造業景況指数が予想を下回り景気減速への懸念を受けた売りやハイテクが重しとなり相場をさらに押し下げた。その後、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が報じられると中東情勢悪化が警戒され、売りが一段と加速。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は売り優勢ながらも下値は限定的と予想する。米国株安の流れに加え、今晩米国で9月のADP全米雇用報告の発表を控えているため、売り優勢の展開が見込まれる。一方で、75日移動平均線が強力な下値サポートとして機能しており、同水準付近では押し目買いが期待で切ることに加え、VIX指数も20を下回っており、新興市場の体感温度は低くない状態といえそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比12pt高の644ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630ptとする。《TY》
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