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日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
記事提供元:フィスコ
*14:11JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.48(低下率2.03%)の23.17と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.73、安値は23.07。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、上昇幅は小幅にとどまり、東京市場の手掛かり材料とはなりにくい中、日経225先物は概ね小幅安水準での推移となっている。市場では今日の米株式市場の通常取引終了後に予定されている米エヌビディアの決算発表待ちといった雰囲気があるが、今日は株価の下値が堅いことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に緩和。日経VIは昨日の水準近辺を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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