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【株式市場】日経平均は後場上げて153円高、2日続伸、日銀総裁発言を受け金融株が強くなり買い広がる
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8364円27銭(153円26銭高)、TOPIXは2684.72ポイント(13.32ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は13億1720万株
8月23日(金)後場の東京株式市場は、日銀総裁の衆議院での「議会証言」を受けて第一生命HD<8750>(東証プライム)や大和証券G<8601>(東証プライム)などの保険・証券株が一段と上げ、クレセゾン<8253>(東証プライム)やJトラスト<8508>(東証スタンダード)など、その他金融株も前場の高値を上回った。野村証券の投資判断が出た建設株も上げ幅を保ち鹿島<1812>(東証プライム)などは終盤に再び強張った。日経平均は前引けより120円ほど高い前日比30円高で始まり一気に堅調転換。13時30分にかけて前場の高値を上回り213円26銭高(8424円27銭)まで上げ、大引けも堅調なまま2日続伸となった。
後場は、ジャノメ<6445>(東証プライム)が一段高となり業績上振れの可能性が出ているもようで9月中間配当狙いの買いも入り始めたもよう。中京医薬品<4558>(東証スタンダード)は一段と上げ、川本産業<3604>(東証スタンダード)はストップ高を継続し「エムポックス」感染拡大報道を材料視。さいか屋<8254>(東証スタンダード)もストップ高となり小泉進次郎氏の自民総裁選出馬の見通しが材料視されたとの見方。ティアンドエス<4055>(東証グロース)は中盤から急動意となり旧・東芝系キオクシアHDの10月上場の観測報道が材料になったとの見方。
東証プライム市場の出来高概算は13億1720万株(前引けは6億3740万株)、売買代金は3兆4009億円(同1兆6581億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は949(前引けは699)銘柄、値下がり銘柄数は641(同880)銘柄。
東証33業種別指数は29業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、精密機器、建設、証券商品先物、機械、陸運、石油石炭、倉庫運輸、化学、医薬品、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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