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米国株見通し:伸び悩みか、減速懸念が重しに
記事提供元:フィスコ
*13:32JST 米国株見通し:伸び悩みか、減速懸念が重しに
(13時20分現在)
S&P500先物 5,612.00(+18.00)
ナスダック100先物 19,678.50(+100.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は81ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
22日の主要3指数は反落。序盤にマイナスへ転じると下げ幅を拡大し、ダウは177ドル安の40712ドルで取り引きを終えた。この日発表されたPMIは製造業が低調な内容となり、景気減速懸念の再燃で売り先行。通期業績見通しを下方修正したメーシーズをはじめ消費や景気敏感が売られた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に買いは入りづらい一方、利益確定や持ち高調整の売りが強まり指数を下押しした。
本日は伸び悩みか。焦点はジャクソンホール会合でのパウエル氏の見解。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は7月末時点で利下げに前向きで、同氏は9月に緩和的な政策に修正する可能性を示唆する見通し。市場はある程度織り込んだもようだが、年内の追加利下げへの思惑もあり、株買いに振れやすい。ただ、前日のPMIを含め足元の経済指標は弱さも目立ち、景気減速懸念の再燃で景気敏感や消費などへの売りが重しとなろう。《TY》
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