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米国株見通し:伸び悩みか、FRB議長の発言待ち
記事提供元:フィスコ
*13:45JST 米国株見通し:伸び悩みか、FRB議長の発言待ち
(13時20分現在)
S&P500先物 5,634.50(-7.00)
ナスダック100先物 19,886.00(-23.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は40ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
21日の主要3指数は反発。ナスダックとS&Pはプラスを確保し、ダウは55ドル高の40890ドルと小幅ながら再び上昇に転じた。前日発表された雇用統計の年次改定で非農業部門雇用者数が比較的大きく下方修正されたのを受け、景気減速懸念が再燃。景気敏感や消費、金融などを中心とした売りが相場を圧迫。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は7月末時点で利下げに前向きで、9月に修正する可能性が高まり相場を支えた。
本日は底堅い値動きか。今晩発表のPMIは製造業、サービス業のいずれも低調なら景気減速懸念の再燃で売り材料となりそうだ。小売り大手メーシーズの通期業績見通しの下方修正も嫌気され、消費などの下げつながる。一方、今週開催のジャクソンホール会合でのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の見解が引き続き注目される。重要イベントを控え動きづらいなか、9月利下げ示唆への期待感で売りは抑制される展開とみる。《TY》
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