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日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
記事提供元:フィスコ
*14:26JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時25分現在、前日比-3.20(低下率9.09%)の32.00と低下している。なお、今日ここまでの高値は34.26、安値は29.97。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では米国で今晩発表される7月の米消費者物価指数(CPI)のほか、中東情勢など警戒材料があるものの、今日は日経225先物が上値は重いが下値の堅い展開となっていることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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