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後場の日経平均は80円安でスタート、信越化や日立などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;36151.76;-80.75TOPIX;2565.72;+12.17
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比80.75円安の36151.76円と、前引け(36155.26円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は36020円-36230円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.60-70と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で上値が重く0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に下げに転じ0.3%ほど下落している。
後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場の日経平均は下げに転じたが、日経平均は昨日は1200円を超す上昇となり、節目とされる36000円を回復したことから、短期的な戻り一巡感が意識され、今日の下げは想定の範囲内との見方がある。一方、外為市場でやや円高・ドル安方向に振れていることが輸出株などの買い手控え要因となっていることに加え、米国で今晩、7月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、精密機器、化学、倉庫運輸関連が下落率上位となっている一方、保険業、輸送用機器、石油石炭製品が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、マイクロニクス<6871>、メルカリ<4385>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、川崎船<9107>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、信越化<4063>、NTT<9432>、楽天グループ<4755>が下落。一方、ソシオネクスト<6526>、東電力HD<9501>、KOKUSAI<6525>、TOWA<6315>、三越伊勢丹<3099>、三井E&S<7003>、IHI<7013>、東京海上<8766>、フジクラ<5803>、ホンダ<7267>が上昇している。《CS》
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