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ヒーハイストは25年3月期1Q赤字だが通期黒字予想据え置き
(決算速報) ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は、8月9日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。固定費の増加などで赤字だったが、通期の増収・黒字予想を据え置いた。中長期的には直動機器の需要拡大が予想される。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、売り一巡して反発の動きを強めている。1倍割れの低PBRも支援材料であり、出直りを期待したい。
■5年3月期1Q赤字だが通期黒字予想据え置き
25年3月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比2.6%増の5億20百万円、営業利益が54百万円の損失(前年同期は64百万円の損失)、経常利益が52百万円の損失(同62百万円の利益)、親会社株主帰属四半期純利益が38百万円の損失(同42百万円の損失)だった。
固定費の増加に加え、売上製品の採算性低下も影響して赤字だった。部門別売上高は、直動機器が中国市場の受注停滞の影響などで13.0%減の3億58百万円、精密部品加工がレース用部品の増加で107.0%増の1億18百万円、ユニット製品が半導体製造装置向けの増加で12.7%増の43百万円だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が24年3月期比6.2%増の24億52百万円、営業利益が23百万円(24年3月期は1億58百万円の損失)、経常利益が16百万円(同1億56百万円の損失)、そして親会社株主帰属当期純利益が12百万円(同2億74百万円の損失)としている。配当予想については24年3月期と同額の1円(期末一括、普通配当)としている。予想配当性向は48.2%となる。
第1四半期は赤字だったが、通期ベースでは需要回復や生産増強などにより増収・黒字予想としている。中長期的には直動機器の需要拡大が予想される。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、売り一巡して反発の動きを強めている。1倍割れの低PBRも支援材料であり、出直りを期待したい。8月13日の終値は245円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円07銭で算出)は約118倍、今期予想配当利回り(会社予想の1円で算出)は約0.4%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS475円44銭で算出)は約0.5倍、そして時価総額は約15億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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