【株式市場】日経平均は1207円高、後場、主力株などから一段と上げ今年2番目の上げ幅に

2024年8月13日 16:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万6232円51銭(1207円51銭高)、TOPIXは2553.55ポイント(70.25ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は20億9376万株

 8月13日(火)後場の東京株式市場は、前場上げたソニーG<6758>(東証プライム)が一進一退でもみ合った一方、三菱重<7011>(東証プライム)やコマツ<6301>(東証プライム)、ファナック<6954>(東証プライム)などは一段ジリ高となり、TDK<6762>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)なども一段と強含み、日経平均の上げを牽引した。野村HD<8604>(東証プライム)や日本郵船<9101>(東証プライム)も大引けにかけて一段としっかり。日経平均は885円高で始まり、13時半頃に前場の高値を抜き、大引けは上げ幅を1200円台に拡げて高値引け。終値では8月1日以来の3万6000円台を回復した。

 TREホールディングス<9247>(東証プライム)が9日発表の四半期決算の大幅増益など材料に急伸し後場も一段高。ぷらっとホーム<6836>(東証スタンダード)は四半期決算など好感されてストップ高。enish<3667>(東証スタンダード)は一段と上げてストップ高となりモバイルゲームクオリティのブロックチェーンゲームの事前登録者数70万突破や人気アニメ初のゲームアプリなど材料視。ノイルイミューン・バイオ<4893>(東証グロース)も9日発表の四半期決算など好感され後場一段と上げてストップ高。オープンワーク<5139>(東証グロース)は第2四半期3か月間の利益最高など好感され後場もストップ高で売買され大幅出直り。

 東証プライム市場の出来高概算は20億9376万株(前引けは10億8872万株)、売買代金は4兆9725億円(2兆5018億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1342(前引けは1132)銘柄、値下がり銘柄数は284(同485)銘柄。

 東証33業種別指数は32業種(前引けは27業種)が値上がりし、安い業種は空運のみ。値上がり率上位は、保険、電気機器、証券商品先物、海運、非鉄金属、機械、鉱業、銀行、輸送用機器、倉庫運輸、卸売り、化学、医薬品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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