後場の日経平均は181円高でスタート、TOWAやHOYAなどが高い

2024年8月8日 13:07

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35271.26;+181.64TOPIX;2499.83;+10.62


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比181.64円高の35271.26円と、前引け(35,148.10円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は35020円-35380円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=146.50-60円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝安の後に上げに転じ0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下げて始まった後に上昇に転じ0.7%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。朝方に比べやや円安・ドル高方向に振れていることに加え、朝方は軟調だったダウ平均先物が底堅く推移していることなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、このところ乱高下が続いている株価の落ち着きどころを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、陸運業が上昇率上位となっている一方、金属製品、非鉄金属、卸売業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ニトリHD<9843>、アサヒ<2502>、TOWA<6315>、ホンダ<7267>、HOYA<7741>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、キヤノン<7751>、ソニーG<6758>が高い。一方、SUMCO<3436>、太陽誘電<6976>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、キーエンス<6861>、オリンパス<7733>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>が下落している。《CS》

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