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24日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で3日続落、消費関連に売り
*16:51JST 24日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で3日続落、消費関連に売り
24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比13.42ポイント(0.46%)安の2901.95ポイントと3日続落した。2月8日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中関係の悪化や中国の内需不振、人民元安の進行など懸念材料が山積している。また、来週は中央政治局会議が開催されるほか、7月31日に7月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。結果を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。指数はこのところ急ピッチに下落していたこともあり、値ごろ感に着目した買いでプラス圏に浮上する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、消費関連の下げが目立つ。自動車の長城汽車(601633/SH)が5.9%安、衣料品の海瀾之家(600398/SH)が3.7%安、スーパーの永輝超市(601933/SH)が3.1%安、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)と酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)がそろって2.3%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が1.9%安、家電の海爾智家(600690/SH)が1.8%安で引けた。
不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が5.2%、緑地HD(600606/SH)が3.6%、新城控股集団(601155/SH)が3.4%、保利発展控股集団(600048/SH)が3.1%ずつ下落した。ハイテク株、医薬株、素材株、空運株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。中国核能電力(601985/SH)が4.1%高、国投電力(600886/SH)が2.6%高、国電電力発展(600795/SH)が1.8%高、華能国際電力(600011/SH)が1.0%高で取引を終えた。銀行株、エネルギー株、軍事関連株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.15ポイント(0.06%)安の230.79ポイント、深センB株指数が6.80ポイント(0.60%)安の1120.51ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)《CS》
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