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日経平均は257円安でスタート、三菱自やアシックスなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39336.74;-257.65TOPIX;2820.38;-13.01
[寄り付き概況]
24日の日経平均は257.65円安の39336.74円と6日続落して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は反落。ダウ平均は57.35ドル安の40358.09ドル、ナスダックは10.22ポイント安の17997.35で取引を終了した。企業の決算発表を控え様子見気配が強まり、まちまちで寄り付いた。さらに、今週発表が予定されている重要インフレや経済指標待ちの調整も続き、終日売り買いが交錯する中、好決算や利下げ期待を受けた根強い買いが支え底堅く推移したが、終盤にかけ相場は下落に転じた。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.46%下落と、ダウ平均(0.14%下落)やナスダック総合指数(0.06%下落)に比べ下落率が大きかったことが東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。また、外為市場で1ドル=155円80銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価を抑える要因となった。一方、日経平均は昨日までの5日続落で1600円を超す下げとなっており、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、今週後半から発表が本格化する3月決算企業の第1四半期決算への期待感が引き続き株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
セクター別では、化学、鉱業、証券商品先物、機械、非鉄金属などが値下がり率上位、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、三菱自<7211>、アシックス<7936>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、第一生命HD<8750>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、デンソー<6902>、信越化<4063>、マツダ<7261>、パナHD<6752>、日立<6501>、日産自<7201>などが下落。他方、ニデック<6594>、トヨタ<7203>、川崎船<9107>、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、中外薬<4519>、三菱重<7011>、三菱商<8058>などが上昇している。《CS》
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