後場の日経平均は44円安でスタート、東電力HDや日立などが下落

2024年7月23日 12:56

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39554.85;-44.15TOPIX;2833.09;+5.56


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比44.15円安の39554.85円と、前引け(39676.34円)から下げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は39540円-39680円のレンジで下落。ドル・円は1ドル=156.30-40円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で軟調で0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方は底堅かったがその後下げに転じ0.3%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。前場の日経平均が上値の重い展開だったことに加え、外為市場で朝方に比べ円高・ドル安方向への動きとなっていることなどが、株価の重しとなっているもよう。一方、日経平均は昨日までの4日続落で1600円を超す下げとなったことから、下値では買いが入りやすいとも見方もある。

 セクターでは、精密機器、電気・ガス業、鉱業が下落率上位となっている一方、海運業、銀行業、ゴム製品が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、ローム<6963>、ローツェ<6323>、レーザーテック<6920>、アシックス<7936>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、東電力HD<9501>、ソニーG<6758>、日立<6501>、スクリーンHD<7735>が下落。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、楽天グループ<4755>、KOKUSAI<6525>、アドバンテスト<6857>、良品計画<7453>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>が上昇している。《CS》

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