マーケットエンタープライズ、愛知県愛西市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始

2024年7月17日 15:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■リユース施策初導入でリユース促進と廃棄物削減へ

 愛知県愛西市(市長:日永 貴章)とマーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、2024年7月17日(水)から、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、愛西市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指していく。

■背景・経緯

 愛西市では、数年間に渡りごみの量が横ばいで、廃棄物削減につながるリユースの取組の必要性を感じていた。しかしながら、リユース促進の必要性を感じているものの5Rの周知に留まり、新施策導入には至らずにいた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、愛西市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。

■「おいくら」とは・・・

 おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームである。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼し、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ110万人(2022年11月現在)が利用している。

■愛西市の課題と「おいくら」による解決策

 愛西市では、粗大ごみの戸別収集を行なっているが、大型品や重量のあるものでも、原則、市民が自宅の外へ運び出す必要がある。そのため、これまで市には「不要品を自宅の中から運び出して欲しい」などの声が寄せられていた。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、市では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取が可能で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。なお、市民のサービス利用はもちろん、愛西市の費用負担もない。

■今後について

 7月17日(水)15時(公開時間が前後する可能性がある)に愛西市ホームページ内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。愛西市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながる。また、同取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができる。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながる。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指していく。

■愛知県愛西市

 愛西市は、木曽川の豊かな水と緑に恵まれた自然豊かな水郷地帯である。全国でも有数のレンコンの産地で、夏になると市内にハスの花が咲き誇る。また、江戸時代に東海道の脇街道として栄えた佐屋路を始め、長い歴史の中で育まれた文化遺産が数多く残っており、市江地区の車楽舟「市江車」が姿を現す尾張津島天王祭の朝祭は、国指定重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。2025年には、市制施行20周年を迎える。

・人口:60,861人(男29,785人、女31,076人)(2024年6月1日) ・世帯数:24,477世帯(2024年6月1日) ・面積:66.68平方キロメートル (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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