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キャスター 3Qは増収、WaaS事業は増収・2ケタ増益に・その他事業は微増に留まる
*13:51JST キャスター---3Qは増収、WaaS事業は増収・2ケタ増益に・その他事業は微増に留まる
キャスター<9331>は12日、2024年8月期第3四半期(23年9月-24年5月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%増の33.16億円、営業損失が0.56億円(前年同期は0.19億円の損失)、経常損失が0.50億円(同0.14億円の損失)、四半期純損失が0.73億円(同0.29億円の損失)となった。
WaaS事業について、売上高26.83億円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益(営業利益)6.94億円(同42.5%増)となった。インボイス制度や定額減税の開始等、各種制度改正に起因した問い合わせが増加傾向にあり、経理や労務に特化した専門性の高いサービスを中心に売上高・セグメント利益ともに堅調に推移している。
その他事業について、売上高6.32億円(同0.5%増)、セグメント損失(営業損失)2.05億円(前年同期は1.07億円の損失)となった。人手不足による中小企業の採用難である状況を受けてリモート人材の紹介・派遣の需要が順調で、売上高は引き続き堅調に推移した。海外事業については、世界的なインフレによる賃金高騰の影響を受け、人材採用が難航し想定通りに事業拡大を進められなかったことから費用の拠出が続き、ドバイ支店の閉鎖決定やドイツでのサービスにおけるリストラクチャリングの検討に至った。
2024年8月期通期の業績予想については、売上高は前期比6.5~8.9%増の44.50~45.50億円、営業損失は1.50~2.30億円、経常損失は1.50~2.30億円、当期純損失は1.81~2.60億円とする6月27日発表の計画を据え置き2024年6月27日発表で下方修正をしている。なお、同社は2024年8月期通期より連結決算への移行を予定している。《SI》
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