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7月10日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*04:01JST 7月10日のNY為替概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円43銭から161円81銭まで上昇し、引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の2日目の議会証言で、インフレを巡りまだやるべきことがあると、持続的な目標達成にさらに自信が強まるまで高金利を維持する方針を表明し、ドル買いが優勢となった。また、ポンド・円絡みの円売りも目立った。
ユーロ・ドルは1.0829ドルへ上昇後、1.0817ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は、174円74銭から175円14銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2805ドルから1.2847ドルまで上昇した。
英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利下げはするかどうかよりも時期が問題と次の行動が利下げであることを表明したと当時に、一部、インフレの上方リスクが示唆されていることも指摘したため8月の利下げ観測が後退しポンドの買戻しが優勢となった。
ドル・スイスは0.8979フランから0.9001フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・5月卸売在庫改定値:前月比+0.6%(予想:+0.6%、速報値:+0.6%)《KY》
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