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日経平均VIは上昇、短期的な高値警戒感を意識
記事提供元:フィスコ
*14:06JST 日経平均VIは上昇、短期的な高値警戒感を意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.67(上昇率4.00%)の17.43と上昇している。なお、今日ここまでの高値は17.48、安値は17.06。
日経平均は先週末に小幅に6日ぶり反落したが、引き続き短期的な高値警戒感が意識される一方、警戒された6月の米雇用統計の発表を先週末に通過し、米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場で安心感となっている。こうした中、今日の日経225先物は上値は重いものの下値の堅い展開となっており、市場では短期的な高値警戒感が継続。ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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