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米国株見通し:伸び悩みか、休場前に利益確定売りも
記事提供元:フィスコ
*13:39JST 米国株見通し:伸び悩みか、休場前に利益確定売りも
(13時20分現在)
S&P500先物 5,562.50(-6.25)
ナスダック100先物 20,238.50(-16.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は40ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
2日の主要3指数は続伸。取引半ばから堅調地合いに転じナスダックとS&Pは過去最高値を更新し、ダウは162ドル高の39331ドルと2日連続で上値を伸ばした。この日発表されたJOLTS求人件数は想定外に増加したが、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演でインフレ鈍化を認め、引き締め長期化の思惑は一服。金利高が抑制されると、世界販売台数が好感されたテスラを中心に主力ハイテク株が買われ、相場をけん引した。
本日は伸び悩みか。引き締め的な金融政策の長期化への警戒は後退し、早期利下げを期待した買いが入りやすい。ただ、今晩のADP雇用統計が予想通り前回を上回り長期金利が持ち直せば、ハイテクを中心に売りが強まり相場を圧迫しよう。4日の独立記念日に伴う休場を前に利益確定や持ち高調整の売りも重石になる。もっとも、5日の雇用統計で平均時給は鈍化が予想され、インフレ圧力の低下が見込まれるため売りは限定的とみる。《TY》
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