カウリス:クラウド型不正アクセス検知サービスを提供

2024年6月25日 10:43

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記事提供元:フィスコ

*10:43JST カウリス:クラウド型不正アクセス検知サービスを提供
カウリス<153A>は、法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供等を行う。同社は、犯罪のビッグデータをアルゴリズムと掛け合わせることで、SaaS 型アルゴリズムサービスを提供する事業モデルを構築している

法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「FraudAlert(フロードアラート)」を提供している。これまで不正検知は個社ごとにモニタリングし、検知するというアプローチが主
流であったが、個社で解決するには時間もコストもかかる。一方、同社サービスではエンドユーザーの口座に紐づく端末情報を常時モニタリングすることで不正利用を分析し、顧客間で共有することで、効率的な不正検知が可能となっている。また参入障壁が高く市場を寡占しやすいため、価格交渉力が高く、営業利益率は34%と高い。

24年12月期第1四半期業績は売上高は前年同期比27.6%増の282百万円、営業利益は同
42.7%増の95百万円となった。24年3月末の契約社数は昨年12月末の39社から、銀行・証券でそれぞれ2社増加し43社となった。
24年12月期通期では売上高は前期比36.7%増の1,360百万円、営業利益は同65.9%増の490百万円を計画している。
中長期的にまずは銀行や証券で導入が進むと思われ、現在の契約社数は国内銀行の15%、国内証券会社の8%程度であり、開拓余地は大きいと思われる。《NH》

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