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日経平均VIは大幅上昇、株価大幅安で警戒感広がる
記事提供元:フィスコ
*14:11JST 日経平均VIは大幅上昇、株価大幅安で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+1.95(上昇率11.97%)の18.24と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は18.58、安値は17.58。
今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。米物価統計の発表や日米中央銀行の会合など、重要イベントが先週で一巡したことから、警戒材料は減少しているものの、今日は取引開始後も日経225先物が軟調で、大幅安となっていることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を大幅に上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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