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日経平均VIは低下、株価伸び悩み警戒感の緩和は限定的に
記事提供元:フィスコ
*14:11JST 日経平均VIは低下、株価伸び悩み警戒感の緩和は限定的に
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.22(低下率1.25%)の17.39と低下している。なお、今日ここまでの高値は17.53、安値は16.75。
昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。しかし、取引開始後は日経225先物は伸び悩み下げに転じたことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが意識され、日経VIは低下幅を縮小する動きとなっている。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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