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後場の日経平均は114円安でスタート、東京海上や三井物などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38762.58;-114.13TOPIX;2734.06;-22.38
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比114.13円安の38762.58円と、前引け(38831.36円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38730円-38830円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=157.00-10円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝高の後に伸び悩み0.2%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表などのイベントは通過したが、米国では今晩、5月の生産者物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きがある。一方、日米の長期金利が落ち着いた動きとなっていることなどが株式市場で安心感となっているようだ。
セクターでは、保険業、電気・ガス業、輸送用機器が下落率上位となっている一方、機械、サービス業、電気機器が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、アステラス薬<4503>、北海道電力<9509>、東電力HD<9501>、三菱電<6503>、第一生命HD<8750>、三菱商<8058>、東京海上<8766>、三井物<8031>、キヤノン<7751>、トヨタ<7203>が下落。一方、ルネサス<6723>、SHIFT<3697>、マイクロニクス<6871>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、SUMCO<3436>、村田製<6981>が上昇している。《CS》
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