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【株式市場】前場の日経平均は117円高、米NASDAQ最高値など好感され株主還元拡充株なども買われる
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9155円16銭(117円00銭高)、TOPIXは2788.27ポイント(5.78ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億5465万株
6月11日(火)前場の東京株式市場は、米国でNASDAQと半導体株指数などが最高値を更新し、台湾TSMCの5月の月次好調との報道もあり半導体関連株に値上がりする銘柄が目立ち、米S&P500種の最高値を受け大手商社株や海運株も堅調となった。前週末に事業戦略など発表した日立<6501>(東証プライム)や株主還元の拡充を打ち出した三菱重<7011>(東証プライム)は続伸基調。日経平均は137円高で始まり、午前10時にかけて298円50銭高(3万9336円66銭)まで上げた。前引けにかけてはダレ模様になったが上げ幅100円台を保ち堅調だった。
K&OエナジーG<1663>(東証プライム)が再び一段高となり、曲がる太陽電池の政府主導戦略や地熱発電、第1四半期の高進ちょく度など材料視。伊勢化学<4107>(東証スタンダード)も高い。ラウンドワン<4680>(東証プライム)は米国展開の積極化報道など好感され一段高。ダイワ通信<7116>(東証スタンダード)はAI検知による回転寿司店向けの迷惑行為検知システムが注目され一時ストップ高。日東網<3524>(東証スタンダード)は営業外利益の大幅増額が好感され活況高。シンバイオ薬<4582>(東証グロース)は新薬候補の臨床試験結果に関する発表を受けてストップ高。Kuradashi<5884>(東証グロース)は株主優待の導入が好感され2日連続大幅高。
新規上場のD&Mカンパニー<189A>(東証グロース)は1308円(公開価格1000円の31%高)で初値をつけ、1362円(同36%高)まで上げる場面をみせ、前引けは1202円だった。
東証プライム市場の出来高概算は6億5465万株、売買代金は1兆7438億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は747銘柄、値下がり銘柄数は815銘柄。
東証33業種別指数は21業種が値上がりし、石油石炭、海運、保険、鉱業、電力ガス、非鉄金属、パルプ紙、機械、精密機器、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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