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半導体株高を受けて一時39000円台まで上昇/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38841.75;+351.58TOPIX;2764.93;+16.71
[後場の投資戦略]
債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが前日比0.015%低下し0.985%で推移している。3月の日本銀行金融政策決定会合で、マイナス金利解除などに反対した中村委員が、午前中に札幌市で開いた金融経済懇談会で「当面は現状の政策維持が妥当」と主張。物価目標の実現などに向けては「千載一遇のチャンスをつかみかけている」との見方も示したことから、市場では「ハト派」と受け止められたもよう。米金利も低下傾向にあることから、10年物国債ベースでの日米金利差は3.2%とやや縮小している。為替は1ドル155円50銭台と落ち着いた推移となっているが、円売りポジションのアンワインド(巻き戻し)に伴う円高ドル安が強まる可能性はある。
後場の日経平均は、為替市場や債券市場を睨み、前場終値水準でのもみ合い相場を想定する。《AK》
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