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【株式市場】前場の日経平均は361円高、NY株高など好感され運輸株はTOB拡大予想で軒並み高
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8849円65銭(361円75銭高)、TOPIXは2795.40ポイント(22.91ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億6259万株
6月3日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ574ドル高などを受けてソニーG<6758>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)、コマツ<6301>(東証プライム)、キッコーマン<2801>(東証プライム)などが上げ、国内金利情勢などを受けて第一生命HD<8750>(東証プライム)は実質上場来の高値、三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)は16年ぶりの高値など銀行・保険株も高い。一方、米NASDAQの反落などを受けて半導体関連株は総じて軟調。インフォコム<4348>(東証プライム)は米投資ファンドによる買収観測報道を受けて事実確認のため取引開始から前引けまで売買停止。日経平均は247円高で始まり、取引開始後に544円60銭高(3万9032円50銭)まで上げ、その後は小動きのまま値を消し気味に推移したが、前引けも上げ幅300円台を保った。
C&FロジHD<9099>(東証プライム)はSGホールディングス<9143>(東証プライム)によるTOB(株式公開買付)表明が材料視され、AZ-COM丸和HD<9090>(東証プライム)が実施中のTOBに割り込む形になったため注目集まりストップ高。連想が広がり運輸株は軒並み高い。科研製薬<4521>(東証プライム)は知財譲渡など好感され一段高。メルカリ<4385>(東証プライム)はグループ会社の仮想通貨事業メルコインの口座数拡大発表など好感され活況高。日産化学<4021>(東証プライム)は自社株買いの上限倍増など連日好感され活況高。ヤマザキ<6147>(東証スタンダード)は超精密微細加工企業との提携が材料視されストップ高。リヒトラブ<7975>(東証スタンダード)は株主優待の導入が好感され急伸。グリッド<5582>(東証グロース)は北海道電力<9509>(東証プライム)向け新技術開発に注目集まり急伸しストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は8億6259万株、売買代金は2兆1037億円。プライム上場1648銘柄のうち、値上がり銘柄数は963銘柄、値下がり銘柄数は606銘柄。
東証33業種別指数は28業種が値上がりし、保険、証券商品先物、鉱業、石油石炭、海運、繊維製品、銀行、倉庫運輸、建設、卸売り、電気機器、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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