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NY為替:米雇用統計が労働市場の減速示す、早期利下げ観測再燃でドル続落
記事提供元:フィスコ
*07:09JST NY為替:米雇用統計が労働市場の減速示す、早期利下げ観測再燃でドル続落
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円31銭から151円86銭まで下落し、152円05銭で引けた。米4月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったほか、失業率も予想外に上昇、賃金の伸びも予想外に減速し労働市場減速の兆候を示したほか、4月ISM非製造業景況指数も予想外の50割れと活動縮小域に落ち込み連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が再燃。長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。その後、ボウマン理事が「インフレは当面高止まりする」との予想を示し、状況次第では利上げも依然選択肢とする姿勢を示したためドルは下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.0742ドルから1.0811ドルまで上昇し、1.0765ドルで引けた。ユーロ・円は、164円78銭へ強含んだのち、164円13銭まで下落。ポンド・ドルは1.2634ドルへ上昇後、1.2530ドルまで反落。ドル・スイスは0.9070フランから0.9007フランまで下落した。《MK》
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