今日の為替市場ポイント:中東情勢の進展については予測困難な状態が続く

2024年4月22日 08:12

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記事提供元:フィスコ

*08:12JST 今日の為替市場ポイント:中東情勢の進展については予測困難な状態が続く
19日のドル・円は、東京市場では154円67銭から153円59銭まで下落。欧米市場では154円35銭から154円65銭まで反発し、154円63銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に154円台で推移か。中東情勢の進展については予測困難な状態が続いており、ドルは下げ渋る可能性がある。

一部報道によると、国際通貨基金(IMF)の日本ミッションチーフであるナダ・シュエイリ氏はロイターとの会見で「柔軟な為替相場が世界経済に役立っていると確信している」と述べた。また、同氏は「主要7カ国(G7)の全ての国が柔軟な為替相場の重要性を理解していると確信している」、「力強い賃金の伸びが中小企業にも波及すると見込まれ、日本の消費は今年後半に堅調になる」との見方を示した。一方、日本銀行の金融政策については「日銀には利上げ余地があるが、経済見通しを巡る様々なリスクを踏まえると、利上げの時期とペースは今後のデータ次第になる」と述べた。市場参加者の間からは「IMFは日銀が緩和的な金融環境を長期間維持することを期待しているようだが、金融政策の方向性については米国と同様にデータ次第となりそう」との声が聞かれている。《CS》

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