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東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はもみ合い
記事提供元:フィスコ
*17:19JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はもみ合い
27日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日銀審議委員の発言で緩和的政策の継続を見込んだ円売りが優勢に。正午にかけて151円45銭から34年ぶり高値となる151円97銭まで上伸。ただ、日本の円安けん制で円買いに振れ午後は151円60銭台でもみ合った。
・ユーロ・円は163円91銭から164円41銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0833ドルから1.0820ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値40,517.17円、高値40,979.36円、安値40,452.21円、終値40,762.73円(前日比364.70円高)
・17時時点:ドル円151円70-80銭、ユーロ・円164円10-20銭
【要人発言】
・林官房長官
「為替市場の動向をしっかり注視。万全の対応を取る」
・鈴木財務相
「高い緊張感をもってみている」
「行き過ぎた動きにあらゆる手段を排除せず断固たる措置」
・植田日銀総裁
「現時点の経済・物価見通しを前提とすると、当面は緩和的な金融環境が続く」
「短期金利を中心に金融緩和を継続することが重要」
「長期金利が上昇する場合は機動的に買い入れオペを実施」
「家計のマインド指標は緩やかに改善してきていると認識」
・田村日銀審議委員
「政策正常化の一歩を踏み出したが、副作用が残る状況が続く」
「当面は緩和的な金融環境が継続する」
「国債買入れの継続は能動的ではなく不連続を避けるため」
【経済指標】
・豪・2月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.5%、1月:+3.4%)
・中・1-2月工業企業利益:前年比+10.2%(12月:-2.3%)《TY》
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