メゾン キツネ 2024年春夏コレクション、ノスタルジックな夏の旅

2023年12月27日 10:01

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記事提供元:ファッションプレス

 メゾン キツネ(Maison Kitsuné)の、2024年春夏コレクションを紹介。

“終わらない夏の小旅行”を表現
 2024年春夏シーズンは、「エンドレスサマー」をテーマに“終わらない夏の小旅行”を表現。都会を出発し、開放感あふれるビーチへと向かう軽快で自由な雰囲気のウェアを提案する。東京から沖縄、パリからビアレッツ、もしくはニューヨークからカリフォルニアへの旅の気分や風景を反映し、表情豊かな色彩とノスタルジックな感性を落とし込んでいる。

都市からビーチへ、旅行をともにするワードローブ
 展開されるのは、都市の喧騒を離れてビーチへと向かう旅行に必要とされるワードローブだ。洗練されたダブルフェイスコットンのコートや、ピンストライプのテーラードジャケット、フレッシュなデニムのセットアップなど、都会的なベーシックウェアが心躍る旅の始まりを彩る。

 そして、ガソリンスタンドの看板やモーテルの備品をモチーフにしたポップなウェアはロードトリップの思い出として余韻を残し、動きやすく機能的なワークウェアやスポーティーなウィンドブレーカーなどアクティブなアイテムが、軽やかなフットワークに寄り添う。

 目的地のビーチに到着したら、肩の力を抜いて。90年代のサーフウェアを彷彿させるプリントTシャツや、ブリーチデニムのプルオーバー、ハーフパンツは懐かしさとともに開放的な気分を演出し、生地をたっぷりと使ったキャミソールドレスや絵画のようなカラーブロックニットカーディガンが、ゆったりとしたリラクシングなムードを描き出す。

スモーキーなカラーパレット
 印象的なのは、トーンは落ち着いていながらも華やかなカラーパレット。夕陽を思わせるピンクグラデーションのメッシュトップスや、青空のもとにぼんやりと風景が浮かび上がるようなカットソーなど、ややスモーキーなトーンの色を使うことで詩的な雰囲気に仕上げたウェアが目を引く。また、刺繍をふわふわの質感に刷新したフォックスロゴのニットは、淡いライラックやレモンイエロー、くすみブルーなどカラーバリエーション豊かに展開される。

アロハ柄&フラワーモチーフ
 また、散見されたのはフラワーモチーフやアロハ柄だ。褪せたような色味のアロハ柄シャツワンピースや、グレーがかった空や海を背景にパームツリーやハイビスカスを描いたアロハシャツなど、時間の経過を思わせるようなリゾートウェアが揃う。

 ストレートデニムやハリのあるコットンドリルジャケットには、「アブストラクト・デイジー」モチーフを総柄でプリント。手描きのようなタッチで表面を埋め尽くすように描かれた「アブストラクト・デイジー」モチーフは、どこか幾何学的な表情を見せている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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