12月20日のNY為替概況

2023年12月21日 05:07

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記事提供元:フィスコ

*05:07JST 12月20日のNY為替概況

 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円31銭へ下落後、143円94銭まで上昇し、引けた。英・11月消費者物価指数の予想以上の伸び鈍化に影響された米金利低下にともないドル売りが先行。その後、米・12月消費者信頼感指数の大幅改善や11月中古住宅販売件数の予想上振れを好感してドル買いになった。


 ユーロ・ドルは1.0936ドルから1.0976ドルまで上昇。ユーロ・円は157円01銭から157円73銭まで上昇した。ユーロ圏・12月消費者信頼感指数のマイナス縮小やオランダ中銀総裁のタカ派的な発言がユーロ買いにつながったもよう。


 ポンド・ドルは1.2637ドルから1.2681ドルまで上昇。英中銀の利下げ観測によるポンド売りが一巡し、いったん買い戻された。ドル・スイスフランは0.8651フランから0.8605フランまで下落した。


[経済指標]
・米・12月消費者信頼感指数:110.7(予想:104.5、11月:101.0←102.0)
・米・11月中古住宅販売件数:382万戸(予想378戸、10月:379万戸)
・米・7-9月期経常収支:-2003億ドル(予想:-1960億ドル、4-6月期:-2168億ドル←-2121億ドル)
・ユーロ圏・12月消費者信頼感指数速報値:-15.1(予想:-16.3、11月:-16.9)《KK》

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