米国株見通し:下げ渋りか、タカ派後退で売り縮小

2023年12月1日 13:46

印刷

記事提供元:フィスコ

*13:46JST 米国株見通し:下げ渋りか、タカ派後退で売り縮小
(13時30分現在)

S&P500先F物     4,573.00(-3.75)
ナスダック100先物  15,953.00(-32.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル高。長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


11月30日の主要3指数はまちまち。ナスダックの下げ幅拡大に対しダウは序盤から強含み、520ドル高の35950ドルと年初来高値を更新した。注目のコアPCE価格指数は前回から伸びが鈍化したものの市場予想と一致。インフレ高止まりの見方から長期金利は押し上げられ、ナスダックを下押しした。一方で、インフレ鎮静化を受け連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測により幅広く買われ、S&Pとダウは水準を切り上げた。


本日は下げ渋りか。ダウの年初来高値更新を受け、達成感や高値警戒感から売り先行となりそうだ。週末に向け利益確定や持ち高調整の売りも見込まれる。他方、パウエルFRB議長は今晩の講演で、インフレ率を物価目標内に収めるとの従来方針を堅持する中立的な見解が予想され、来年の利下げ観測は一服。長期金利の持ち直しでハイテクを中心とした売りが続くだろう。ただ、FRBの全般的なタカ派後退を受け、下げは限定的とみる。《TY》

関連記事