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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率が再び高進するとの懸念
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率が再び高進するとの懸念
【ブラジル】ボベスパ指数 126575.75 +0.43%
23日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比540.45ポイント高(+0.43%)の126575.75で引けた。日中の取引レンジは125763.78-126759.88となった。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、インフレ率の落ち着きも利下げ期待を高めた。なお、政府関係者はこのほど、利下げ空間が残っていると発言したばかりだ。一方、米国市場が感謝祭の祝日で休場となるため、積極的な売買は手控えられた。
【ロシア】MOEX指数 3221.05 -0.30%
23日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.60ポイント安(-0.30%)の3221.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3218.72-3238.81となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国市場が感謝祭の祝日で休場となり、積極的な買いも手控えられた。一方、企業配当への期待などが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 66017.81 -0.01%
23日のインドSENSEX指数は小反落。前日比5.43ポイント安(-0.01%)の66017.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.85ポイント安(-0.05%)の19802.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレ率が再び高進するとの懸念が利下げ期待を後退させた。また、銀行大手が個人ローンなどの貸出金利を引き上げる計画も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3061.86 +0.60%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.25ポイント高(+0.60%)の3061.86ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。低迷する不動産業界を救済するため、当局は対策を急いでいる。中国当局がデベロッパーの資金調達支援に向け、「ホワイトリスト」の作成を進めているとの報道について、当局が草案の作成を終えたとの情報が新たに伝わった。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。《CS》
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