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11月10日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*05:10JST 11月10日のNY為替概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円32銭へ弱含んだのち、151円60銭まで上昇し、引けた。
米11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想外に低下し、5月来で最低となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の5-10年期待インフレ率速報値が予想外に上昇し、2011年以降12年ぶり高水準に達した。また、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁がインフレが目標値に達する確信はまだなく追加利上げの可能性も除外しなかったため利上げ終了観測が後退し金利が下げ止まり、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0693ドルへ上昇後、1.0663ドルへ反落し引けた。
ユーロ・円は161円58銭へ弱含んだのち、161円95銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2187ドルへ下落後、1.2232ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9014フランから0.9038フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:60.4(予想:63.8、10月:63.8)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.4%(予想:4.0%、10月:4.2%)
・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.2%(予想:3.0%、10月:3.0%)《KY》
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