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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い拡大の可能性低い
記事提供元:フィスコ
*08:04JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い拡大の可能性低い
3日のドル・円は、東京市場では150円55銭から150円24銭まで下落。欧米市場では150円43銭から149円21銭まで下落し、149円35銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に149円台で推移か。米長期金利の低下を受けてリスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
3日発表の10月米雇用統計は市場予想を下回る内容だった。この結果を受けて米利上げ終了の思惑が広がり、目先的にドルは積極的に買いづらい展開となろう。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は引き続きインフレ撲滅に前向きなスタンスを堅持していること、日本政府による為替介入に対する警戒感は低下していることから、リスク回避的なドル売り・円買いが一段と拡大する可能性も低いとみられる。1ドル=150円台で米ドル売り・円買いの為替介入が実施される可能性は低いとみられており、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドルは148円台後半で下げ渋る状態が続く可能性がある。《CS》
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