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JR新札幌駅周辺の再開発、商業施設「BiVi新さっぽろ」が今秋オープンへ
札幌市のJR新札幌駅、市営地下鉄新さっぽろ駅周辺再開発で、大和ハウスグループの大和リースは今秋、新商業施設の「BiVi(ビビ)新さっぽろ」(厚別区厚別中央1条)をオープンする。大規模な再開発が続く新さっぽろエリアの商業拠点となる施設で、約50店が出店する。
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BiVi新さっぽろは、7月に開業したホテル「ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ」に隣接する約1万1,000平方メートルの敷地で整備されている。商業エリアは鉄骨一部鉄筋コンクリート地下2階、地上4階建て延べ約2万平方メートル。うち、店舗面積は約7,300平方メートルとなる。駐車場は約700台分、駐輪場は650台分以上を用意する。
大和リースは出店する店舗など詳細を公表していないが、生協の「コープさっぽろ」、生活雑貨の「ロフト」、ドラッグストアの「サンドラッグ」などの出店が明らかになっている。2階には約15の飲食店で構成する飲食フロアの「北海道フードメッセ」が登場する予定。
新札幌駅周辺は、札幌市の長期総合計画で副都心と位置づけられ、JR、地下鉄、路線バスの交通結節点が整備されている。市営住宅が集中しているが、JR新札幌駅南側と北側の余剰地が「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」で再開発されている。
南側のG街区には札幌学院大学の新札幌キャンパスなど、北側のI街区には4棟の医療棟、客室約170のホテル、総戸数約220のタワーマンションなどが整備された。I街区は開発を担当した大和ハウス工業が「マールク新さっぽろ」という愛称をつけている。
BiVi新さっぽろはI街区に位置し、エリア内の住民や公共交通機関の利用者が日々の買い物や飲食などに利用して、駅周辺のにぎわいを増す施設を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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