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JR福井駅の新商業施設、名称は「くるふ福井駅」に 北陸新幹線延伸の24年3月開業
JR西日本グループの金沢ターミナル開発は、北陸新幹線延伸に合わせて福井県福井市のJR福井駅(福井市中央)で2024年3月に開業する新商業施設の名称を、「CURU-F(くるふ)福井駅」に決めた。5月で閉館した高架下商業施設「プリズム福井」跡の一部と新幹線高架下を活用した施設で、約40店の入居が予定されている。
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「くるふ」の名称は観光客やビジネス客が「来る」から取った「CURU」に、福井の頭文字の「F」を組み合わせた造語。北陸新幹線の延伸で首都圏などから多くの人に福井市を訪ねてほしいという願いを込めた。
くるふ福井駅は、売り場面積約3,800平方メートル。旧施設のプリズム福井より1.4倍に拡張する。施設内には、「移動中のニーズに応えるカフェ、コンビニ」「バラエティ豊かなお食事処」「銘菓や海産物など福井が誇る逸品」「カテゴリーごとの惣菜、デリカ」「上質な生活をサポートする食品や生活雑貨」の5ゾーンを設定。土産物店や飲食店、生活雑貨店など約40店が入る。プリズム福井にあった地域住民向けの食品スーパーなどは入らない。
開業日は、北陸新幹線が福井市を通って福井県敦賀市のJR敦賀駅まで延伸する2024年3月16日。北陸新幹線が石川県金沢市のJR金沢駅まで延伸した2015年以降、金沢市は観光ブームに沸き、訪日外国人観光客も多数訪れるようになった。
福井県や県内の経済団体は、2024年の敦賀延伸で福井に観光ブームが起きることを期待しており、金沢ターミナル開発は福井駅の新商業施設を観光やビジネスで福井市を訪れる新幹線利用客に照準を合わせた施設として計画した。
シンクタンクの日本総合研究所が実施する都道府県幸福度ランキングでは、福井県が度々日本一に輝いているだけに、金沢ターミナル開発は幸福度日本一をおすそ分けする施設にもしたいとしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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