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災害用統一SSID『00000JAPAN』、通信の大規模障害時に無料開放開始
災害時などに提供されてきた公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が4日、災害時だけでなく携帯電話通信障害時にも無料で提供されることが発表された。発表をおこなった無線LANビジネス推進連絡会によると、5月18日にガイドラインを4.2に改訂して通信障害時でも「00000JAPAN」の利用を可能としていたが、その後、携帯電話各社(NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイル)といった事業者との調整の結果、その運用方法が決定したとしている(無線LANビジネス推進連絡会、ケータイ Watch、日経クロステック)。
携帯電話の大規模な通信障害が継続するか、復旧に時間がかかる場合、携帯電話事業者、公衆無線LAN事業者、自治体などから「00000JAPAN」が提供される。無線LANに対応した端末を持っている場合、SSIDの一覧から「00000JAPAN」を選んだのち、ユーザーはパスワードを入力せずに、インターネットにアクセスできるようになる。ただし、「00000JAPAN」は緊急時の利便性が優先され、通信が暗号化されていないことから、個人情報の入力や金融サービスなどの重要なオンライン活動にはVPNなどの対策が必要となる。
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