横浜の相鉄・ゆめが丘駅前の大規模集客施設、名称が「ゆめが丘ソラトス」に

2023年8月24日 07:43

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ゆめが丘ソラトスの開業イメージ(相鉄アーバンクリエイツなど発表資料より)

ゆめが丘ソラトスの開業イメージ(相鉄アーバンクリエイツなど発表資料より)[写真拡大]

  • ゆめが丘ソラトスのロゴ
  • 「ゆめが丘ソラトス」の位置図。赤色部分が所在地。

 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは、横浜市の相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前で開発中の大規模集客施設の名称を「ゆめが丘ソラトス」(泉区下飯田町)と決めた。泉区では最大規模の商業施設で、約140のテナントが出店し、2024年夏に開業を予定している。

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 ゆめが丘ソラトスが整備中なのは、約24ヘクタールに及ぶ泉ゆめが丘地区土地区画整理事業地のうち、センター地区内の相鉄ゆめが丘駅前に位置する約4万3,000平方メートル。名称はゆめが丘の広大な空をイメージしてつけた。ロゴは「発見」、「共感」、「安全」、「居心地」を4本の青い線で表現している。

 施設は3階建て、1階建て、立体駐車場の3棟で、自然豊かで農業が盛んな地域資源を生かして「食」や「アクティビティ」、「教育・文化」などさまざまな体験ができる交流型集客施設を目指す。延べ床面積は約9万7,000平方メートル。うち、店舗面積は約4万3,000平方メートルとなる。泉ゆめが丘センター地区地権者会から委託され、相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントが2022年末から開発を進めている。

 出店するテナントは物販、飲食、各種サービスなど約140店。この中には10のスクリーンを備えた大型シネマコンプレックスが含まれるほか、屋上の広さ約3,000平方メートルの遊具付き公園を設置し、子どもたちがのびのびと遊べる場所にするとともに、子育て世代の交流スペースとして活用してもらう。

 相鉄ゆめが丘駅だけでなく、横浜市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅が近接しているほか、横浜市の幹線道路に当たる環状4号線に面している。3月の相鉄・東急新横浜線開業で東京都心へのアクセスも便利になっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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