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日本一ののっぽビル、麻布台ヒルズが11月24日開業へ 多様な都市機能集結
高さ330メートル、日本一ののっぽビルなどで構成する大型複合施設「麻布台ヒルズ」(東京都港区虎ノ門、麻布台、六本木)が11月24日開業する。地権者らとともに再開発を進めてきた森ビルが明らかにしたもので、約8.1ヘクタールの開発区域内には広大な緑地とともに、商業施設、住宅、ホテル、教育施設、医療機関、オフィスなど多様な都市機能を集結させる。
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麻布台ヒルズは3棟の超高層ビルなどで構成する延べ床面積約86万平方メートル。うち、麻布台ヒルズ森JPタワーは地上64階建て、高さ330メートルで、大阪市阿倍野区の「あべのハルカス」(約300メートル)を上回って日本一高い超高層ビルとなる。
入居する施設は、世界的ラグジュアリーホテル「アマン」の姉妹ブランドとなる「ジャヌ東京」。店舗面積合計約2万3,000平方メートルの商業施設には、ラグジュアリーブランドや飲食、物販店など約150店が出店。
東京都心で最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」や、約70のベンチャーキャピタルが集う「トーキョー・ベンチャー・キャピタル・ハブ」、医療機関の「慶應義塾大学予防医療センター」なども入居。他に美術館、共同住宅、オフィスも入る。
皇居の南約3キロに位置する都心にありながら、緑に包まれた街を目指し、街の中心部に約6,000平方メートルの中央広場を設けた他、全体で約2.4ヘクタールを緑化している。
ブリティッシュ・スクール・イン東京が8月30日に開校、慶應義塾大学予防医療センターが11月6日から検査提供を開始したあと、商業施設のうち約100店、トーキョー・ベンチャー・キャピタル・ハブなどがオープンして全体の開業となる。
工事が遅れている一部施設は12月以降に順次開業する。ジャヌ東京は2023年冬、中央広場の地下に設けられる商業施設「麻布台ヒルズマーケット」は2024年1月を予定している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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