8月3日のNY為替概況

2023年8月4日 04:10

印刷

記事提供元:フィスコ

*04:10JST 8月3日のNY為替概況
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円97銭から142円07銭まで下落し、引けた。

先週分新規失業保険申請件数が予想以上に増加したほか、米7月ISM非製造業景況指数や7月サービス業PMI改定値が予想を下回ったためドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0915ドルまで下落後、1.0963ドルまで上昇し、引けた。ユーロ圏・6月生産者物価指数の予想以上に伸びが鈍化を受けたユーロ売りが優勢となったのち、米国の予想を下回ったサービス業指標を受けたドル売りに上昇。

ユーロ・円は156円41銭から155円54銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2637ドルから1.2728ドルまで上昇した。英中銀が金融政策決定会合で市場の予想通り0.25%の利上げを実施、追加利上げの可能性も除外されなかったためポンド買いが優勢となった。

ドル・スイスは0.8774フランまで強含んだのち、0.8733フランまで下落した。


[経済指標]
・米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+3.7%(予想:+2.2%、1-3月期:-1.2%←-2.1%)
・米・4-6月期単位労働コスト速報値:前期比年率+1.6%(予想:+2.5%、1-3月期:+3.3%←+4.2%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.7万件(予想:22.5万件、前回:22.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:170万人(予想:170.5万人、前回:167.9万人←169.0万人)
・米・6月耐久財受注改定値:前月比+4.6%(予想:+4.7%、速報値:+4.7%)
・米・6月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.5%(予想:+0.6%、速報値:+0.6%)
・米・6月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.1%(速報値:0.0%)
・米・6月製造業受注:前月比+2.3%(予想:+2.3%、5月:+0.4%←+0.3%)
・米・7月ISM非製造業景況指数:52.7(予想:53.1、6月:53.9)
・米・7月サービス業PMI改定値:52.3(予想:52.4、速報値:52.4)
・米・7月総合PMI改定値:52.0(速報値:52.0)《KY》

関連記事