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7月28日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*04:15JST 7月28日のNY為替概況
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円16銭から140円88銭まで上昇し、引けた。
日銀の植田総裁の発言「YCCの運用柔軟化、正常化へ歩みだす動きではない」などを材料に一部円買い持ちの手仕舞いに拍車がかかったと見られるほか、米国のコアPCE価格指数の伸び鈍化も個人消費支出(PCE)は強くソフトランディング期待にリスク選好の円売りも強まった。
ユーロ・ドルは、1.0993ドルへ弱含んだのち1.1047ドルまで上昇し、引けた。
米4-6月期雇用コスト指数や米6月コアPCE価格指数の伸び鈍化を受けた長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・円は153円20銭から155円47銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2887ドルまで上昇後、1.2840ドルへ反落した。
ドル・スイスは0.8661フランまで下落後、0.8702フランまで上昇。
[経済指標]
・米・4-6月期雇用コスト指数:前期比+1.0%(予想:+1.1%、1-3月期:+1.2%)
・米・6月コアPCE価格指数:前年比+4.1%(予想:+4.2%、5月:+4.6%)
・米・6月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.5%、5月:+0.5%←+0.4%)
・米・6月個人消費支出(PCE):前月比+0.5%(予想:+0.4%、5月:+0.2%←+0.1%)
・米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:71.6(予想:72.6、速報値:72.6)
・米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.4%(速報値:3.4%)
・米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(速報値:3.1%)《KY》
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