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パナソニック、プロパンを冷媒に使った家庭用エアコンを開発へ
記事提供元:スラド
パナソニックホールディングスは22日、家庭用エアコンの冷媒として、地球温暖化への影響が少ないプロパンを使用した製品の開発を進めていると発表した。同社は、2026年3月までに滋賀県の草津工場に実験設備を用意し、安全性を検証した後、2027年以降に環境規制が厳しい欧州市場に投入することを目指す(産経新聞)。
これまで各社が使用してきた「代替フロン」は、地球温暖化に影響を及ぼすため、欧州を中心に規制が進んでいる。このことから、各社はプロパンなどの「自然冷媒」と呼ばれる物質に切り替える必要性に迫られている。しかし、プロパンは可燃性の問題から家庭用エアコンでの使用は難しく、現在は中国企業が限定的に販売しているのみとなっている。パナソニックHDはプロパンを使用したエアコンを実際の住宅と同じ環境で試験し、安全性や性能をより詳細に検証する方針としている。
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